クレイトエージェンシーが営業電話&メール送ってきてうざい

      2015/06/12

めんどくさい電話だったのと、またおかしな事を言っているのでちょっとまとめておきますね。

 

サービス内容は楽天市場内でのSEO対策

 

クレイトエージェンシーから電話があって、その後に届いたメール

 

御社様がご出店されている楽天市場の出店店舗数は2015年1月1日時点で41536店舗という状況でございます。

(正確にはその日時点の数値は公表されておらず、12月1日が41536店舗で、1月6日は40675店舗である。)

 

これだけ多くの店舗数でございますと、良い商品を良心的な価格で販売されておられましても、他のお店に埋もれてしまい、売り上げにつながらないといったケースが多いかと思われます。

今回ご提案させていただきました『スマートヒット』は、楽天市場トップページの検索ボックスで検索された際に御社の商品を上位に反映させていくサービスとなっております。

現在、楽天ユーザーの約6割の方々は、楽天市場トップページの検索ボックスから商品を購入していると言われておりますので、上記の点からも非常に有効なサービス内容と自負しております。

現在先行でご契約されているクライアント様からも、大変ご好評を頂いているサービスでございますので、前向きなご検討を頂けたらと存じます。

 

ここまで引用。そして問題。

 

本当に楽天ユーザーの約6割はトップページから検索しているのか?

これはですね、僕の友人がそっち系の会社で働いていた時期(約3年前)に営業トークとして実際に使っていたそうなので、現時点でも事実とすれば3年に渡って楽天ではトップページに6割のユーザーが来ている事になります。

マジかよ。

営業トークは、相手の壁を突破をするための物なので、過去の一時期の事実がうまく刺さった場合、ずっと使うという事がよくあります。

 

とりいそぎ、僕らWebマーケのヒーロー、シミラーウェブ先生に聞いてみました。

楽天市場アクセス解析数

この数値が正しいとして、81M、つまり8100万人のユーザーが1ヶ月に訪問しているので、1日当たりで約270万人という計算です。

楽天ユーザーと呼ばれる人達がどこを想定しているかはこの文章からは分かりませんが、月に1回以上アクセスするユーザーをアクティブユーザーとして考えるなら、この270万人の6割である162万人が毎日検索をすると考えられます。

かなりの数ですね、これが本当なら確かに順位を上げたら効果が出そうです()

 

そこで、その内訳を考察してみました。

楽天市場のトップページにアクセスするっていう事は、ブックマークに入れているか「楽天」「楽天市場」などと検索していると想定されます。

そこでこちらを見てみましょう。

楽天でのユーザーの検索

 

左のDirectダイレクトが、URL直打ちやブックマーク等と考えられるユーザーです。

次のReferralsが参照リンク、Searchが検索エンジンからです。

SocialはSNSからの流入でMailがメルマガ、有名な楽天メルマガですね。

 

ここ2年ほど、楽天市場は検索エンジンからの流入を非常に重視していて、商品名やジャンル等で検索した際に、楽天市場のカテゴリーページが表示される事が増えています。そのため、実際に楽天のお店を運営している立場とアクセス感から、Searchからの流入のうちトップページへは多くても30%くらいかと思われます。

参照リンクでトップページに流れる状況が全く想像できないので、これはほぼ100%が商品ページとして、ダイレクトで来るユーザーが100%トップページだと仮定しても、全体の40%程しかトップページにアクセスしていない訳です。

 

ダイレクト → 100%が楽天トップページ(各店舗をブックマークしてる少数派は無視)

参照リンク → 100%商品ページ直接 (アフィリエイトや外部サイトからのリンク

サーチ → 30%が楽天トップページ (これくらいは検索してるはず)

メルマガ → 100%商品ページ直接(たまに店舗トップ)

 

ちょっと無理くりだけど大体こんな感じで考えられるはず。

そうなると、やはり全体の40%くらいしか楽天のトップページに来てないと思います。

 

楽天市場内でのユーザー動向

楽天市場で売れている店舗の場合、どこからアクセスしてきたユーザーでも、流出しないように店舗内で回遊さようとページを作っているので、そこまで来たユーザーがまた楽天トップに戻っていく事は考えづらい。

そういうのは少数派で、トップよりも興味のあるカテゴリから探していくはずなんです。
特にスマホの場合、導線が限られているので、あんまり外には出ないで商品から商品へ移り続けるユーザーの方が圧倒的なんです。

 

そのため、やはり営業マンのトークで60%がトップページから検索。。。というのはただの営業トークで、事実とは異なると思います。

 

楽天市場ロングテールSEOサービス スマートヒット

対策実績2000社以上、顧客満足度96%と営業資料に書いてあるクレイトエージェンシーからのメールにはこんな文章が。

◆対策商品数によって金額が異なります。

※月額5万円~

◆ご契約期間:1年から

満足度96%なんて、そんなSEOサービスある訳ないって思わないのかな。というのが正直な感想なんですが、こういう嘘を取り締まる法律ってないんだろうか?

年間で60万っていう金額感は3年ほど前の相場ですね。純粋に楽天SEOだったとしても、今どきこんな金額での提案なんて通る店舗があるんでしょうか?

ちなみに、楽天内でSEOサービスを受けて売り上げに貢献する店舗の割合は、3年前の時点で約30%。

今だと20~25%くらいに下がっているんじゃないでしょうか。

 

払いたい人は払えばいいと思います。

俺だったらビタイチ払わないけど。

こういうSEOの提案に心が揺れちゃう人は、ますはこういう本を読んだ方がいいと思う。

 

 -SEO, ネットショップ, 楽天市場

ad01

  関連記事

Cartが終了を発表

Cart が5月22日にサービスの終了を発表

カート株式会社が運営するCart(カート)がサービスの終了を発表した。 Cartはクレジットカード手

spikeショッピングカート

無料決済のSPIKEにカート機能が追加したので管理画面を見てみた。

無料決済で有名なSPIKEにカート機能が追加されました。 どうやら以前から要望が多かったらしく、満を

Yahoo虫眼鏡

Yahooサジェスト機能(虫眼鏡SEO)が話題なのでやり方を書いてみる

昨日はサーチサミット2014に参加してその事を書こうと思ったけど、ちょっと面白いネタがあったから先に

Google購入ボタンのポイント

Googleが購入ボタンをモバイル検索結果に表示

Googleがモバイルの検索結果に「購入ボタン」を用意 Google Confirms ‘Buy B

楽天トラベル激減

楽天トラベルの契約企業数が激減してる

みんなの楽天 そのグループ企業である楽天トラベルの契約企業数が激減してる。   GW前まで

アラタナから楽天へ

SketchPageとRibraryを事業譲渡、アラタナから楽天に。

楽天市場のバナーを簡単に作れるSketchPage(スケッチページ)と楽天市場専用のファイル管理ソフ

インバウンドマーケティング画像

ECサイトのインバウンドマーケティングの記事を読んで

楽天、Amazonの牙城をBASEやSTORESJPが無料と言う切り口で切り崩すんじゃないか?ってい

BASEでTシャツを増やして欲しい

どこでも店長がサービス終了。ネクストエンジンのハミィ株式会社

Hamee(ハミィ)株式会社が提供するスマホアプリ、どこでも店長がサービス終了を発表した。 終了予定

ヤフオクの新UIテスト表示

ヤフオク!が新UIのテストをしているので色々確認してみた。

爆速と言う言葉を近頃聞かなくなったんですが、お元気でしょうか。 でお馴染みのYahoo!からヤフオク

LINE MALLが無料になってiPhoneアプリも登場

LINE MALLが無料に。

LINE MALLのiPhoneアプリが出ると同時に、手数料が無料に。 これはマジか。 即DLしてみ

ad01

ad01

Vtuberプラットフォームreality
GREEとビリビリ動画がゲーム・VTuber領域で業務提携

やはり市場として「日本国内だけ」を考えることは成長を阻害するのか。 最近はテレビCMなど表立ったプロ

電子チケットでスムースに入場
進化を続ける電子チケットの現状を調べたら

電子チケットに興味があってここ数年、色々と調べております。 日本では2012年からスタートしている電

楽天ワンデリバリーは宅急便を味方につけられるか?
楽天が「ワンデリバリー戦略」を発表、自社運営の倉庫と自社輸送網を展開する。

楽天とAmazonの競争・競合・戦いはこの15年のECの隆盛とともに続いてきた訳ですが、送料無料の弊

クリックポストのエラーコード画面
日本郵便のクリックポスト、エラーコード【E00090303】で決済できない状況発生【復旧済み】

2018年6月14日12時頃から、日本郵便がYahoo!ウォレットのアカウントと連携することで利用で

ユーザー同士の争いに困る人
ユーザー投稿型メディアやCGMの限界かもしれない。コメント欄には価値が無いのか。

コメント欄やユーザー投稿をメインにしたコンテンツに価値を見出すのはもう無理かもしれない。 そんな話を