Google画像検索APIが使用不能に?NAVERまとめの機能が終了。

   

2015年12月2日、Google画像検索のAPIが機能していない状況が続いているようだ。

画像検索が使えなくて困ったネコ

(困ったにゃー。)

画像検索の機能を使っていたNAVERまとめでは機能を終了させる対応をとると発表した。

Google画像検索APIが機能しない状態になりましたので、12月2日(水)よりこれまで提供しておりましたGoogleの検索機能を終了させていただきました。

 

ネット上の画像については著作権問題で度々問題になるが、それが影響したのかどうかは不明。

Google画像検索API終了によるNAVERまとめの影響範囲

まとめ作成画面

  • 代表画像>「探して追加」の削除
  • リンク>「探して追加」の削除
  • 画像>「探して追加」内Googleタブの削除
  • 動画>「探して追加」の削除

トピック画像

  • 「探して追加」の削除

ユーザープロフィール

  • ・「検索して登録」の削除

以上のようになっている。

NAVERまとめの作成者の皆様には多大なご迷惑をおかけいたしまして大変申し訳ございませんが、何卒ご了承いただけますようお願いいたします。
また、代替機能につきましては引き続き検討しておりますので今しばらくお待ちください。
本件の追記につきましては引き続きお知らせで告知いたします。
今後ともNAVERまとめをよろしくお願いいたします。

 

ただ、Google画像検索APIについては、すでに2011年5月26日にサービス終了がアナウンスされていた。

実際は公式アナウンスにもあるように「Custom Search API」を使うことで画像検索は可能となっていた。

ただ、この「Custom Search API」について、無料版では1日に100件まで、有料版では1000件で $5, 1日の最大検索数は 10000件($50)となっている。もし10000件以上の画像検索を実行したい場合は、有料の Google Site Search を利用しなくてはいけない。

 

恐らく、NAVERまとめのサービス規模で考えると、年間1,000,000以上のリクエストを送っていたことは容易に想像できるので、上記GoogleSiteSearchのサイト内にある「問い合わせ」の料金などで交渉が難航していたのかもしれない。

また、こちらも想像の域を出ないが、(かなり少なくなってきとはいえ)以前から言われているNAVERまとめを使ったスパム行為や、低品質コンテンツの問題も影響しているのかもしれない。

Twitterが「count.json」のAPIが使えなくなったように(元々非公式だが)大手企業が無料で提供してきたサービスが、無料の限界に来ているのかもしれない。

今後についてはどうなるか分からないが、現在の当たり前が未来の当たり前では無く新しいサービスが生まれるように、現在当たり前に使えるサービスが使えなくなる未来も想像しながら考えていかなくてはいけないだろう。

 

【関連情報】

kick-switch.com

 

 

 -Google

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