進化を続ける電子チケットの現状を調べたら

   

電子チケットに興味があってここ数年、色々と調べております。

日本では2012年からスタートしている電子チケット(QRコードチケット)も、QRコード決済の勢いにも乗ってココ最近は拒否感を感じることも少なくなってきました。

初期からPeatixと競っていたTixeeを運営するLive styles incの社長がいつの間にか交代していたり、その後にDMMに買収されてサービス名が「DMM.E」になったり、そのDMMも結局終了したり、でもTixeeBoxは残ったり。リクルートのATNDもユーザー向けの部分だけ終了したり、いろいろと変遷がありました。

しかし生き残ったサービスもここに来て徐々に差別化され得意不得意が分かりやすくなってきました。

電子チケットでスムースに入場

 

 

つまりどういう事かって言うと

 

っていう事です。

 

ほとんどの電子チケットが手数料5%で運営しているんですけど、それだけだとかなりの規模にスケールしないとまともな売上として成立しないって事なんでしょうね。月間流通額が1億円になったとしても、売上は500万円なので会社として維持するには中々厳しい。と言っても流通額が1億ってことは2,000円のチケットで5万枚を売らないといけない金額で、キャパが100人の会場を500ヶ所使用する動員しなくてはいけない。

これはもはやプレイガイドレベルと言ってもいいくらい。さすがにこの規模のサービスを運営するのに500万円ではどうやっても回らないから先行投資をしてとにかく規模の拡大を目指すって事なんですね。

Peatixはほぼ専業ですが、イベントレジストは資本・業務提携で伸和エージェンシー(大和ハウスグループ)になっているので、ある程度の売上の柱がありつつ、イベントの企画・運営までワンストップで請け負えるメリットも出してきています。ライブポケットはavex live creative(現AEI)となり音楽やエンタメ全般のホールディングス企業となっており、これも事業との親和性や顧客へのサービス網羅性がある状態。

直近でLINEがスタートしたチケットは、LINE LIVEと公式アカウント、MUSICにショッピングなど他のサービスとの連動が肝となるだろうし、これくらいの規模でないともはや成立しないのかもしれない。

 

その他の電子チケットサービスは、ここからひっくり返すのは難しい状況ですが、あとはチケットぴあの電子版やイープラスのスマチケなどがどう攻めてくるのか気になるところ。

海外ではYoutubeと提携したイベントブライトが存在感を増していて、まさに群雄割拠。

 

深夜のテレビでチケット販売のCMを流してるなんて時代はもう終わるのかもしれない。

 

 -電子チケット

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