「Twitter広告運用ガイド」は広告初心者にこそオススメする読みやすい本だ
赤字が止まらずGoogleなどへの身売り説も流れるTwitterですが、2015年の6月にジャックドーシーがCEOに返り咲き、広告など売り上げ改善のために動き始めているTwitter。そのTwitter広告を解説する本が発売し友達から進められたので買ってみました。
Twitter広告って
ツイート内のリンクをタップした時やRTした、されたツイートを遡ったりする時だったり、TLの中やアカウントページなどに広告枠を挿入していっています。
元々流れのはやいTwitterのタイムラインでは、広告が挟んであってもそれほど邪魔にはならないし、画像コンテンツは目につくので、ブログやニュースサイトに広告が貼られるよりは、ユーザー感情的にもいい気がします。また、Twitterを使っている人たち(ツイッタラー)ってみんなTwitterの事が大好きなのもポイントです。
Twitterが変な企業に買収されるくらいなら喜んで広告枠を増やして欲しいって人も多いはず。そんなみんなから愛されるTwitter広告初の解説本。
Twitter広告運用ガイドを読んだ感想
確かにこの帯に書いてある『1人でもここまでできる!Twitter広告の本格的なガイドブックが初登場!』の言葉には嘘はないと思ったのが第一の感想。
Twitter広告の本はこの1冊しか出ていないんで比較はできないですが、メリット、出来ること、アカウント設定、コピーやクリエイティブのつくり方、分析画面について、効率よく運用する方法、ってところまでを解説しています。なので初心者は必須だと思います。
逆に、リスティング広告やFacebook広告を運用したことがある人なら、サラッと読むだけでも把握できそうです。
著者自身は広告のプロではなくて、SNSが日本に流行り始めたタイミングからSNSに関する著書を出したりセミナーに登壇するようになったコンサルタントです。競合する人がおらず(笑)有名になりました。オールアバウトに執筆的もあり、この本を書くに当たっても実際に業務で行っている人にかなり取材したようなので、タイトルの通り、「1人でもここまでできる!」っていうところは問題ないし信頼できる人でしょう。
予算も多くなく、代理店を使うほど大きくないサービスやアプリを運営する会社にとっては、担当者にまずこの本を読ませて習熟して効果を出していくのがいいと思いますし、現代のフルスタック化を考えると、ライターやカメラマンなどWeb上にコンテンツを発信する人やWebディレクター、コンサルタント達もこの本に書いてある内容くらいは精通していないと顧客にしっかりとした提案はできないですし、代理店と対等に話すのも難しいでしょう。
今後は色々と知見が溜まってきた段階で、ネット広告代理店の中の人がもっと詳細な物を書いていくと思いますが、きっとマニアックな内容になるので、早いうちにこの辺りを読んで肌感覚でつかんでおいた方がよさそう。
翔泳社の本はハズレが少ないなぁ。
以上です。
ちなみにInstagramのこの本もおすすめ。同じく初心者から業務に使ってみたいレベルの人は必読かと。
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