若い世代のO2Oについて思うこと
最近めっきり寒くなって布団から出るのが嫌なKickですけど、若い世代はスカートで足出してても平気なんですね。
俺もそう言えば昔は冬でも関係なく。。。
そんな世代間による違いって色々な面で面白かったり衝撃的だったりしますが、先日若い世代のWeb利用について話を聞いていて思った事を書いてみようと思います。
大人(25歳以上)で集まって一生懸命メディアとかソーシャルとかについて話している時に、当然のようにO2O(オーツーオー)の話が出てくるんですよ。
オフラインの人達をどうやってオンラインに連れてくるか
オンラインで集まってる人達をリアルイベントとかオフラインでも集めるにはどうしたらいいか
などなど。
でも若い世代ってデジタルネイティブなんて言ったりしますけど、本当にネイティブなんですよね。
大人達の感覚ではオンラインとオフラインの間には大きな壁や溝があって、そこを超えるには両方にまたがったメディアやプラットフォームが必要と言う考え方が主流なんですが、子供たちと話しているとそもそもそんな壁や溝を感じないんです。
学校から帰ってもLINEやTwitterで繋がっているし、ある意味いつもオンライン。
オフラインなのは寝ている時くらいでしょうか。
つまり、生活全てがオンラインと繋がった状態とも言えると思います。
大人たちがO2Oがどうしたとか言っている事自体がひょっとしてすごく回り道をしている事なんじゃないか。
そう思ってみると、大人が壁や溝だと思っている物が若い世代には、ちょっとした林や未舗装の道くらいな感覚で、あとはそれを舗装して歩きやすくしてあげるだけで簡単にO2Oが成立するんじゃないかと思うんです。
そもそも若い世代はそんな難しい使い方してませんしね。
便利な物を自分達で考えてオンラインとオフラインを関係なく使って生活しているだけなのかもしれません。
スマホのアプリだって、それがネットに繋がってると意識せずに使っていたりしますしね。
ただ、ネットが無くて当たり前だった世代とネットがあって当たり前の世代の間にある壁や溝は大きくて深いなぁ、と感じずにはいられない体験でした。
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