サイバーエージェントとエイベックスが設立の音楽配信サービスAWA.fmがサイトオープン&開始決定
2015/05/28
昨年の12月1日付けで設立されたAWA(アワ)
サイバーエージェントとエイベックス・グループ・ホールディングスの折半出資会社として設立され、サイバーエージェントはスマートフォン向けの運営ノウハウ、サービス開発を担当、楽曲配信の拡大をエイベックスが担当という構図になっている。
新会社の資本金・資本準備金合計は20億円で、サイバーエージェントとエイベックス・デジタルが50%ずつ出資。代表取締役会長にはエイベックス・グループ・ホールディングス(AGHD)の松浦勝人社長、代表取締役社長にはサイバーエージェントの藤田晋社長が就く。
そして、そんなAWAがWebサイトをオープンしました。
こちら → AWA(アワ)
すべての音楽を、あなたへ。
登録無しですぐに使える、公式音楽配信サービス「AWA」。
あなたの気分や好みに合わせて、邦楽、洋楽をはじめとする様々なジャンルの曲を配信。
あなたの日常を彩ります。知っている曲も、まだ知らなかった曲も
いつでもどこでも素敵な音楽との出会いを
お楽しみください。AWAはアーティスト・レーベル公認の公式サービスです。
との事で、やはり注目はアーティスト・レーベル公認という部分でしょうか。
Spotifyが海外から中々入ってこれないのも日本の権利関係をクリアするのが難しいという部分があるようですし。
そう言えば、Spotifyのキャッチコピーも 「Music for everyone」なので、すごく近しい価値観のようです。
また、登録無しで使えると言うのもメリットがあっていいですね。
会社所在地は六本木一丁目のいずみガーデンタワー37Fという事で、エイベックスのフロアかすぐそばという事になるようです。
また、エイベックス・デジタル社はLINE、ソニー・ミュージック・エンタテインメントと共同で定額音楽配信サービスの展開に向けた新会社「LINE MUSIC」の設立に参加していますが、こちらとはどのような住み分けになるのでしょうか。
2015年以降の日本の音楽配信は
音楽の定額配信については海外の方が先行していますが、日本のドメスティックなルールが障壁となって、何でもかんでも自由にはできない状況ですが、出版業界とAmazonのような関係になってしまうより、自分達でしっかりと日本国内で成立するサービスを作ってしまえばいいと言う事でしょうか。
ただ、AWAでどうなるかは分かりませんが「定額」と言う部分はまだハードルが高そうですね。
ユーザーとしては使いやすいサービスが使いやすい価格で提供されていれば、国内海外を問わず歓迎したいと思っています。
2015年後半から2016年以降にかけて、音楽の定額サービスの競争が激化しそうな気がするので、楽しみにしております。
そろそろ春になってきましたが、AWAはいつ頃オープンするのでしょうか。
気になります。。。
【5月20日追記】
AWAが5月27日(水)からサービスを開始する事が決定しました。
AWAに参加を表明している音楽関係会社は現在22社で、今後も拡大する予定といます。
コンテンツ提供が一番ハードル高い部分なんですが、それはクリアできそうですね。
5月27日
今日からAWAはじまりました(CA藤田社長のアメブロ)
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